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オゥシー・天ちゃんとの出会い
斎藤さんと天ちゃんの出会いを紹介します
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私は結婚して主人の住むアメリカにやってきました。 オーストラリアン・シェパードについてまったくく知識のなかった私達は、資料を取り寄せ勉強しました。 それが「天」です。
当時、主人の他には知り合いが一人もなく、
主人が仕事で留守の間は、異国の地でとても寂しい思いをしました。
そこで、その孤独を癒すために犬を飼うことになりました。
ほとんどの犬は１０年から１５年ぐらい生存しますから、長い付き合いになります。
私達はその犬を家の中に入れ一緒に生活することになるので、犬選びに関しては慎重に行われました。
私は、日本でもアメリカでも人気のあるラブラド−ル・レトリーバーをリクエストしました。
主人は、ラブラドールは自分の家の中で飼うには大きすぎると反対でした。
また、狩猟犬はどんどん飼い主から離れて興味のあるほうへ行ってしまうのに対し
テリトリ−意識が強い牧羊犬はいつも飼い主のそばにいるから
私のコンパニオンドックにはいいだろうと、ボーダー・コリ−を薦めました。
一応、両犬種の性質をケンネルクラブの資料などを取り寄せて勉強し
それぞれのブリ−ダ−の所にも行きましたが、どちらもあまり気に入りませんでした。
ちょうどその頃、主人の上司がオーストラリアン・シェパードを４匹飼っていて
そのうちの一匹が子犬を産んだと聞きました。
＜天ちゃんの母犬・ブルーマールと天ちゃん＞
元々ボーダー・コリーを気に入っていた主人は、同じような性質を持ったオゥシーをすぐに気に入ってしまいました。
中型で垂れ耳、いろんな色のあるこの犬を見た私の第一印象は「ただの雑種じゃないの」でした。
生後一ヶ月ぐらいして、子犬を見せていただいた時
6匹のうち１匹だけ、今まで見たこともないような色の子犬がいて大変びっくりしました。
これがブル−マ−ルといわれる柄です。
私は、おとなしく娘さんの手のひらに抱かれている一番大きいブラックトライの子が気に入りましたが、主人は、この珍しいブル−マ−ルの子が気に入ったようでした。
オーナーや家族の方にいろいろお話を聞きいている時、別のオスの成犬が息子さんに寄り添い、とてもおとなしく座っていました。
（母犬は母性本能がとても強いので、別室で隔離してありました。）
子犬とその成犬はまったく血縁関係がないのですが、
子犬が母犬とまちがえて寄って来ても、怒ったり嫌がったりすることなく、静かに見守っていました。
主人はすっかりオゥシーが気に入り、この時点でブラックトライかブル−マ−ルの子をもらう約束をしました。
そして、生後８週間、ブル−マ−ルは父犬のオーナーにもらわれ
ブラックトライが我が家にやって来ました。
＜クリスマス・帽子は本当はイヤなんだって。ハロウィンで
おすまし。お誕生日に、名前入りの風船貰った！＞
