- まだ日本で数が少ないうちにきちんとスタンダードを守っていこうというお考えには大賛成です。
ただ、ブリードとは関係なく、オーシーの情報として見ている方の多いサイトで、
余りにスタンダードという項目にこだわると、えてして、
「スタンダード以外＝オーシーまがい＝淘汰」という風にお考えになる方も出ていらっっしゃるのではないかと危惧しております。
外見はとてもいいが、身体的、精神的に良くない個体もいるでしょうし、
立ち耳でも（別に耳自体の機能はなんら問題はない）性格のいい個体も数多くいることでしょう。
おそらく、日本では限られた個体間でブリードがなされていると思われるので、
今後も、遺伝上、交配の何回かに立ち耳の子が生まれるでしょう。
余りに外見上のスタンダードが強調されると、
そういった子は、売れ残り、ペットショップ経由で、何も知らない方に飼われていくか、
最悪の場合、人為的に淘汰されてしまうようになるのではないか・・と、不安になってしまいました。
・・・・だから、今のうちに、不幸な子を出さないためにもきちんとした交配を啓蒙しようとされているのですね。
スタンダード外に生まれてしまった子が、幸せに飼われるよう祈る思いです。
大変貴重なご意見をありがとうございます。
書いてくださったご意見は、長い間、私の葛藤でもあったソノモノなのです！
長い間、スタンダードと、「スタンダードでなくっても同じ命」である２点の間で葛藤してきました。
本音をいうと私自身は、スタンダードであってもなくっても全然、関係ないんです。
長い間「ミックス」を飼っていました。スタンダードからは懸け離れていても可愛い我が子には間違いありません。
オゥシーも「家庭犬」として「我が家の一員」「我が子」として飼うならスタンダードの問題は関係ありません。
ですが「種を残す」という意味と「家庭犬として飼う」のとでは意味が違うように思います。
「オゥシー」を愛し「オゥシーという犬種を大事に思う」のであれば、やはり交配するのならスタンダードは問題になってくると思います。
とても簡単に言葉で表現しきれないのですが、
書いてくださった「・・・・だから、今のうちに、不幸な子を出さないためにもきちんとした交配を啓蒙しようとされているのですね」に
非常に近いような気もするし、そんな大それたことでもないような気もするし、やっぱり上手く表現できません。
でも、スタンダードでなくても大事な１個の命。それは間違いありません。
「種を残す」ならスタンダードを学ぶのは大事だけど、「家庭犬」ならスタンダードにこだわる必要はない・・・
でも、その両者とも「大事な１個の命を持ってる命」なんです。･･･難しいですね・・・。
「どんな命でも大事な命なんだよ」という意味から見ていくと少しは、自分の葛藤に納得がいくような気もしないでもありません。
- サイトに行き「ブリードは簡単ではない」という文字を見まして食い入るように拝見してきました。
胸が熱くなりました。「うんうん」って頷きながら読んでしまいました。
ホント、赤ちゃんが胎内に残ってしまったり、難産で産み落とせずに命を落としてしまう母犬もいますので、
私も決して安易にはブリードをして欲しくないと願っています。
ブリードするなら、プロもシロウトもないと思います。
生まれてくる命からみたら「私の親はプロ」とか「アマ」なんか関係ないし
「プロだから助かった」とか「アマだから助からなかった」などの甘い考えでは生まれてくる命を守ることはできません。
アマでもわからないならば、食い下がってプロに納得できるまで聞けばいい。
なるべく経験の多いブリーダーに、本気で教えてもらうことです。
ブリードとは、ただ子犬を産ませるだけでなく、その飼育環境、子犬を扱うテクニック、子犬に対する社会性の訓練、
そして、里親さんを決定するところまで含んでいると考えています。
きっちりと子犬を信頼おける里親さんにお渡しする、あるいは産ませた責任をとることで一人前と思っています。
そのくらいの覚悟がなければ、ブリードする資格はないと思います。
命あるものを相手にしているので、甘えは許されないのです。
これを読まれて、心に刻み込んでくれる方がいてくださることを祈っています。
- 「あぁ。これだ！私が今まで考えていた理想的なブリードであり、ブリーダーさんの姿だ！」と思いました。
こんなに立派なブリーダーさんがオゥシーのブリードをしてみえるなんて、こんなに心強いことはありません。
この方から譲っていただいたオゥシーたちは、きっとこれからの日本のオゥシーを支えてくれることだと思います。
体型的。性質的。遺伝的に、いくら優れているブリードをしても
生まれてきた子犬に正しい知識と溢れる愛情を持って育てなければ立派な成犬になどなるはずもなく
残念なことに日本の今までのオゥシーは、
第一段階のスタンダードな親同士の交配さえも成されていない気がしていたので
このブリーダーさんが書いてくださったことは理想というか完璧に近いです。
もちろん生き物ですから、結果、子犬は必ずしもパーフェクトで生まれてくる訳ないし
ブリーダーさんだって、できるかぎりのことをされても
個体差によって、いきりんぼ、落ち着きのない子、怖がりなど出てくるとは思いますが
それでも里親さんの元で正しく育てば、きっと、どのコも素晴らしい子に育つはず。
このブリーダーさんの元で育った子犬たちはきっとアメリカのオゥシーのように、体格的な面だけでなく
気質面でも「これこそがオゥシーだ！」というような成犬になると信じています。
このファイルを読んで、多くの素人さんが安易なブリードを、ふみとどまってくれますように・・・
多くの金儲け主義、あるいは、ブリードを安易に考えている目先だけのブリーダーさんがオゥシーのブリードを断念するか
心を入れ替えて、健全なブリードをしてくれますようにと心から祈っています。
ブリーダーさんに「ありがとう」とお伝えください。
- 新しいコーナーで、今、かなりショックを受けています。
前から言ってたけど、私も、自分の犬に子供を産ませようと思っています。
でも、今、ちょっと自信がなくなっています。
何故かというと、新しいコーナーを読んで自分のことを考えてみると、
私なんか、自分の犬のことぐらいしかオゥシーのことも知らないし、
私も家族も、一度も出産させたこともないので、サイトに書かれていたような怖いことがおきることを考えると
私や家族には、とうてい見守るくらいしかできないと思います。
それに、私は自分の犬が大好きだけど
生まれてくる子犬は、自分の犬のコピーではないし、そう思うと、今まで簡単に考えてきたことが心配になってきました。
自分でもオスを探したりしかけていたけどもう少し考えてみようと思いました。
両親にもコピーして読ませました。
両親も、自分と同じように楽しみにしていましたがコピーを読んで無言になっていました。
確かめていないけど私とおなじ気持なんだと思います。
もう少し、自分にできるかどうか考えてみます。
私と同じような人って多いと思うので頑張ってください。
私は読んで良かったと思います。
- 交配って簡単じゃないんだ！」のコーナーを読みました。
真面目にブリーディングしてたって奇形やひ弱な子は生まれるんだろうから、
本当にブリーダーさんには真剣に、万一のことも考えて取り組んで欲しいと思います。
里親募集サイトなんかを見ていると「愛犬の子供が見たい」という安易な理由で交配し、
生まれてきた子犬は「奇形だったから格安で譲ります」なんてのが堂々と載ってたりすると
「ふざけんなっ！」と一言書いてやりたくなってしまいます。
どうして自分で責任を持って、最後までみてやろうと思わないのか・・・。
そういう子であれば、余計に手元に残してやろうと思いそうですが。
日本に限ったことじゃないんだろうけど、考えが浅はか過ぎて悲しくなりますよね。
もっともっと色んな人に、このコーナーを読んでもらえるように努力してください！
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
 犬って安産じゃない！戻る
|
