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シルバー年齢のオゥシーたち
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推定年齢１２歳の♂の場合①
シルバー年齢のオゥシーたち
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推定年齢１２歳の♂の場合①
２年前の春『血管外膜細胞腫』という腫瘍が右足にでき初めて手術しました。
この腫瘍は大きいもので５００円だまくらいにまでなりますが、
たこ焼きのように出っ張り、マショマロのように柔らかく病院で針を刺しても滲出液すら出ません。
腫瘍の下に根が張っているような硬いものが張ってきていました。
手術をしようと思ったのは、いつも一緒に遊んでいた友達犬がまったく同じ腫瘍ができていて
飼い主さんの話によると、
「今まで本犬は気にもしていなかったのに、急に腫瘍に気づいたかのように ひっかきだして、それから２～３日で死んでしまった。
ひっかきだしたら出血がひどかったなー。」と言われてました。
病院では「ようすをみよう」と言われていたそうです。
私もハッっとしました。
なぜなら病院こそ違いましたが同じことを言われたからです。
あの友達犬が死んだのはこの腫瘍が原因？偶然なのか・・・・・
その犬も１０歳を超えたシニアだったんです。
この血管外膜細胞腫は、手術しても再発の可能性が高い。
そういう意味で悪性だと手術後告げられましたが、幸運な事に我が犬は再発していません。
血管外膜細胞腫は、転移しない病気だと聞いています。
再発は同じ箇所と決まっているそうなので、いつも触ってあげていれば例え再発しても傷口が小さくて済みます。
私としては手術して良かったと思っています。
しかし、あの友達犬が、あの腫瘍で命を落としたのか
はたまた、この腫瘍が命を落すほどの腫瘍だったのかは判りませんし、
病院によっては悪性でないという所もあります。
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若い時ってゆっくり年老いていきます。
しかし、８歳を超えたあたりからガクッっと歳を感じてくるはずです。
目の下が窪んできたり、鼻の色が薄くなたり、下唇がゆるんできます。
毎日少しずつ変化しているはずなのに、急に気がつく時があります。
私も「毎日顔を拭いてあげているのに、なぜ気が付かなかったのだろう・・・」と思う日が絶えません。
しかし、これらは自然な流れで、飼い主の自覚のための目安になることでしょう。
問題は、「それらに気づいたら」です。
例えば食事の後や、夜（夕方や深夜）に吐き気を思わせるような、胃や肺の奥から力のはいった咳（実際には嘔吐にちかいですが）
何かが詰まったような咳、特に食事中だと「落ち着いて食べなさいよ！」 と言いたくなるものでした。
こんなこともいつ始まりだしたのか判りません。
食べている時だったら「歳で詰まりやすくなったのかな？」なんて思っていましたし、
この咳で病院に連れて行ったのは
「前から気づいてはいたけれど気になりだしたので」というようになってからです。
病院で
「これは年齢からくる心臓病ですね。もっと早く連れて来ればこんなに苦しくなかったんだよ」と言われてしまいました。
反省しています。
歳をとったら、気になりだしたら、どんなささいなことでも聞いてみて下さい。
急を要することでないなら、薬を貰いに行った時でも「最近こんなことがありました」と獣医に相談してみて下さい。
なにも検査しなくても話だけで判ることもあるはずですから。
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