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オゥシーレスキュープロジェクト
ブリーダーさんへのメッセージ（習性と適正）
Tさんのケース 私たちはオゥシーの子犬をペットショップから飼ったのですが、 犬を飼ったこと自体が初めてで、まず自分自身が不安で一杯で、 それに、ペットショップでは、この犬を「ケージで飼えばいい」といったのですよ！ 今思えば、自分で深く考えずに言われたことをすべて鵜のみにしていました。 その時、「このまま飼っていたら私のためにも大変なことになる」と家族が思い、 犬がいなくなった間、静かで平常をとりもどしたかのような我が家でしたが、 現在は日中は庭で放し飼い、夕方の散歩後に家に入れています。そして遊んで、しばらくケージで休ませて、寝る前に何度か出して遊んでいます。 飼い主が孤独になることが一番辛いことですね。 今は、訓練師さんのご指導の下で、時には笑いながら、時には泣きながらも楽しく子育てしています。
犬も人間もこんなに苦しまなくて済んだのかもしれません。
同時に犬を飼う時は、その犬種の習性を勉強し、自分の環境・適正と照らし合わせて判断しましょう。
「情報不足」「アドバイス不足」から思いもよらない気苦労の体験をしました。
今思えば、決して私たちが特別ではなく、当たり前のことだったと思えるようになりましたが
「情報不足」「アドバイス不足」の渦中では、逃げ出せる出口が見付からず、とても辛い思いをしました。
オゥシーを迎え、みなさんにも、それぞれにご苦労があるかもしれませんが
私たちのケースを紹介することで、何かのメッセージをお伝えすることができるのであれば嬉しいと
コメントを寄せさせていただきました。
子犬が今何を感じて何を表現したいのかわからなくて困りました。
ペットショップの店員さんは親切で「なんでも聞いて下さいね」「毎日でもいいですよ」とおっしゃって下さるのですが、うまくニュアンスを伝えられなかったからか「言うことが人によって違う！」
さらに、犬の躾の本をいろいろ読んでみたのですが、権勢症候群のことなど問題なことばかり書いてあり、
さらにこの犬種についての情報が余りにもないために、今思えば子犬は何もしていないのに、どんどんストレスがたまってしまいました。
「一日数回出して遊んでやればいい」って。
「飼い主のライフスタイルに犬を合わせればいい」と。
飼う時も「この犬は賢いからきっと飼いやすいですよ」と言われました。
そして、悩んでいろんなことを聞いていると
「オーナーがそんなに神経質になったらどうするんですか」といわれて、
「自分では一生懸命なのにいったいどうしろというんだ！」とガックリきて、それでもなんとか心の均衡を保っていたのですが
ある日、夜仕事から帰ると家族より「子犬がまたトイレを違う所でした（トイレの躾をしていたのです）。」と言われ、それが一気に心の緊張が崩す原因になり
「もうだめだあ」（今思うとほんとにたあいのないことですが）と号泣しました。
何よりも、こんな理解のない飼い主に飼われている子犬が可哀相で、泣いているうちに過呼吸で息が出来なくなって、失神しそうになりました。
翌日ペットショップとの話し合いになって、とにかく私の体調がよくなるまで１０日間預かってもらう、
その間に、もう一度考えよう、ということになったのです。
ここで子犬を手放すことはどうしても人間としてやってはいけないことのように思いました。
それに、もう一つ、
「私はこんな小さい犬に、あまりにもたくさんのことを要求してたんだ、もっと楽に思ってみよう」
とすっかり開き直って、覚悟を決めて飼うことにしました。
それで、この子が少しでも落ち着いてくるまでは仕事の量もセーブして、
とりあえずは「数年間みっちりつきあおう」と思ったんです。
それと情報を得るためにインターネットを始めまして、このような皆さんとの出会いで世界が少し広がりました。
これは、御縁あり知り合った訓練士さんが
「オウシーは牧羊犬で独立心が強いから外でのんびりさせてやらないと、それこそ問題になる」と教えてくれたからです。
私も、何とかきりぬけようとしていた時、
ペットショップの犬達がいっせいにトイレを始めてぐちゃぐちゃになっているのを見て
それを見ただけで「自分の犬は他の子となんら変わりないんだ」と思え、
それでなんか胸のつかえがとれたのでした。
それと「いい子に育てなきゃ」と思う余り「うまく育てようとしている自分」を特別視してたんだと思います。
これからも苦労はあるだろうけれど、気負わずに頑張っていきたいと思います。
ちょっとした御縁でも助かるケースもあると思います。
私たちのケースが、誰かさんの救いになれば嬉しいです。
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