★★★★オ−ストラリアン・シェパードクラブの歴史★★★★
アメリカには２つの代表的なオ−ストラリアン・シェパードクラブがあります。
ASCA (Australian Shepherd Club of America, Inc)
と、USASA(United States Australian Shepherd
Association)です。
 参照サイトはこちら
オゥシー(Aussie)というニックネームの付いたこの犬種は、優秀な牧羊犬としてアメリカの農場で改良されました。
１９００年代前半までは公にはあまり知られない犬種でしたが、
その訓練性の高さを利用して芸能ショーやロデオショーなどで活躍するようになり、巷に知られるようになりました。
やがてこのオゥシーの素晴らしい習性や、独特の個性があることが見直されはじめました。
純血種としての個性を高め世に認識させるため、また、それを奨励するショーや競技会を開催するという目的で
愛好家たちにより、１９５７年、アリゾナ州ツーソン市にてASCAが発足されました。
(現在のASCA本部はテキサス州)
１９７１年、はじめはIESR (International English Shepherd
Registry) により血統書の登録がおこなわれましたが、
やがてASCAが血統書の登録し発行するようになりました。
１９８０年代、ASCAの会員の中でAKC (American Cannel
Club)に認識してもらおうという動きがあり、
１９９１年、USASA (United States Australian Shepherd
Association)を設立しました。
１９９２年、AKCに認められ多くのドッグショーで活躍する場を与えられました。
AKCはUSASAをオゥシーの公認クラブとしています。
１９７７年、ASCAによりスタンダードが制定され、やがてAKCからもスタンダードが制定されました。
スタンダードの図解説明はこちら
また、血統書もAKCより発行されるようになったので今日の多くのオゥシーは複数の血統書を所持しています。
ただ、AKCでは１９８９年以前に生まれたオゥシーは公認できませんでした。
このように、代表的なクラブが発足されてまだ５０年未満、血統書の発行についても日が浅いことでもおわかりのように、
オゥシーは１００年以上の歴史があるといわれながらも本場アメリカでさえ、まだまだ認識の浅い犬種です。
ちなみに、それぞれのクラブの会員になると、
ASCAから「Aussie
Times」、USASAからは「Journal」という機関誌が送られてきます。
これには、クラブの活動、ショーや競技会の予定や結果、レスキューのようすなどが紹介されています。
オゥシー機関誌の紹介はこちら
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