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オゥシーレスキュープロジェクト
里親制度の体験者のいろんなケースを紹介していきます。
決して「誰かれなしに里親になってください」というのではありません。
「命を預かる責任の重さ」を感じていただけたらと願い
また「里親を待っている存在が少なくなれば」のレスキューの一環として
シビアなケースも、たくさんアップしていきたいと思っています。
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はなちゃんのケース
私が犬を飼うことを決めたのには深い意味はなく、ただ、犬が好きだからという単純な発想からです。 ある日、家に帰ると、はながいなくなっていました。 はなの里親になって約3年、ある美容室に行ったところ「この子はボーダーでなく、オーストラリアン・シェパードですよ」と教えられホームページで調べたところ、間違いないと確信をいたしました。
中澤
まず、動物愛護団体に保護されている犬で、かわいい犬がいないかと思い、連絡をとりました。
「ボーダーコリーがいますのでどうですか？」という電話が入り、引き取ることにしました。
初めてこの犬を見たとき、尻尾はないし、お尻のほうの毛が抜けてしまっていて、「精神的にストレスがたまっていたんだろうな」と強く感じ、「絶対に幸せにしてあげないといけない」と心に決めました。
名前は「はな」と名づけました。ボーダーコリーと聞かされていましたので、なぜ、尻尾がないのか不思議でした。ボーダーは犬種的に無駄吠えも少ないときていたのですが、よく吠えますし、ボーダーコリーの写真を見て、少し違った雰囲気に見えたのは確かでした。
門の下からくぐり抜けてしまったようで、あたりを探しに行きましたが見当たりません。
とりあえず、いつでも帰ってこれるように門を開いた状態で家の中で待つことにしました。
数時間後、玄関を開けると、何事もなかったかのように帰ってきていました。
猫を見つけると、我を忘れて追いかけようとするので、その時に門の下からくぐってしまったようです。
また、門の下の部分をかじってしまってぼろぼろにしてしまい、空間が広がり、何回か脱走したことがありました。相変わらず猫には異常に闘志を燃やすはなですが、脱走できないようにさまざまな工夫をし、今では脱走不可能な状態にしています。
いままで、不思議に思っていたこと(尻尾がないことや近所のボーダーと比べ大きいことなど)がすべて解決しました。
どちらかというと飼いにくい犬種だそうですが、「飴とむち」を使ってしっかり躾をしたつもりです。
非常に利巧で忠実な犬です。愛情を持って付き合っていけば非常に賢い犬なので、そのことを十分理解してくれる犬種だと思います。
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