＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
オゥシーの診察室
1年間、股関節形成不全の治療を受けられたラムちゃんのご様子を紹介します。
もし同じ病気でお悩みの方がいらっしゃれば
情報や意見の交換を通じ、より納得いく治療法を捜していただければと思います。
この１年半で１番苦しかったこと・・・それは「運動制限」です。 ある程度の行動を制御するために、しつけ教室にも通いましたが、 ジャンプ防止用のネットは１日で破壊してしまう。 はっきりとした時期はわからないのですが、確かそのころからだと思います！ 結果は 今年の春ぐらいに、 年をとった時のことや、オゥシーの運動量のことを考えて 運動解禁になって、やっとラムとコミュニケーションがとれそうな気がします。 ラムの早期発見の症状をわかりやすくいうと ラムが股関節形成不全と診断された1年前、 オゥシーに限らず、 平成１６年夏 なんと！ラムは、ギグレースに出て大活躍！ よかったら見てください♪ ２００１年夏
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
治療をはじめて１年が経ちました
ラムが股関節形成不全と診断されて１年が過ぎました。
小型・中型犬は約１年で骨が形成されるので、
当初は「生後１年間の運動制限」といわれていましたが、念には念をいれて、
「生後１年半までの運動制限」となりました。
・・・・・・これには本当に泣かされました。
獣医さんにも「オゥシーの運動制限は辛いと思いますが…」といわれていましたが、
本当に「どうしろと言うの？」という毎日でした。
根本的なことがダメだったのだと、最近気がつきました。
それはラムの「ストレス」です。
お留守番の間はサークルに入れていたのですが、帰ってサークルから出すと嬉しくって走り回る！飛ぶ！外に連れて行っても、走りたい！遊びたい！と吠える。
子供の声がすると（子供が嫌いなので）走って、吠えて、窓にへばりつく。
気に入らなかったら噛む！吠える！・・・私の腕はアザだらけでした。
なんとか、「ラムのストレスを軽減してあげたい！」
「獣医さんからも状態は良い」といわれていたので
６月頃から、お留守番の時も、それまでは入れていたサークルに入れないようにしました。
最初は「退屈で悪さをするかな？」と心配だったので「午前中だけ」とか時間制限をしていたのですが、
悪さもしそうにないので、自然にサークルから遠のいていきました。
甘噛みがなくなったのが！キレたようにリビングを走りまわるのも最近では見られません！
ほんのチョとしたことなのですね・・・！！
２００１年８月。生後１年半を迎え、触診とレントゲン診断を受けました。
左足は、少し進行していましたが、めでたく「運動制限は解禁」となりました！
「このままいけば、お薬も１年半で止めてもいいかもしれない」といわれていました。
でも、将来のことなど考え、「飲ませつづけた方が良いのでは？」と迷っていたのですが
結局は獣医さんからも、「続けた方が良いでしょう」と診断を受け、
我が家では「薬を飲ませつづける」ことに決めました。
「一生、良い状態のままで過ごさせてあげたいから」と決断しました。
（オゥシーを飼っておられる方になら、きっとわかってもらえると思います）
今後も気をつけなきゃいけないことは、
＜思いっきり走れて嬉しそうなラムちゃん＞
でも同時に、左足が少し悪くなっていたと伺い、
リビングで自由にさせたのが悪かったのだろうか？
お出かけしたときに、ちょっと遊んだのが悪かったのだろうか？などと悩みました。
サークルに入れっぱなしのほうがよかったのかな？
遊ぶこともしないほうが良かったのかな？
どうすればラムにとって1番良いのだろうか？
・・・診断を受けた日は泣きそうでした。実際泣いていたかもしれません。
しかし、今、私は「これで良かった！」と思っています。
ラムに対して行ってきた選択が、間違っていなかったと感じています。
ラムに対して葛藤を繰り返してきたことも、無駄ではなかったと感じています。
サークルに閉じ込めて、遊べなくて、本来の（もう違うかもしれないけど）オゥシーらしさをなくすよりも！
また半年後にレントゲンを撮る予定でいます。
「時限爆弾はセットしたがタイマーが動いていない状態」だそうです。
これからも悩みながら、葛藤しながらの生活は続くとは思いますが、
そのなかで、1番大事なのは「私達が後悔しないようする」ことだと思います。
＜海も泳げるようになりました＞
私達の希望は
先住犬のシェリーのあまりにひどい状態にもかかわらず元気なこと。（走ることは出来ませんが）
そして、同じ病気と闘っておられるギブソンさん御一家と、そのビリー君の存在でした。
実際に相談させていただいたりと、どれだけ励まされたかわかりません。
ビリー君の股関節のファイルはこちら
股関節形成不全と診断された飼い主さんがおられたら、決して希望を捨てないようにして下さい！
確かに、「苦悩の日々」です。葛藤もあるかもしれませんが、喜びも大きいです！
フリスビーにも挑戦しています！
４月の大会では、ノービスクラス３位に入る成長ぶり。
これからはエクストリームや競技会、家庭訓練犬にも挑戦予定です。
形成不全といわれたときには考えられなかったことです。
これからも年に１回のレントゲン診断を受けながら
いろんなことに挑戦していきたいと思っています。
とってもうれしそうなラムを！走るラムを！
本当にあきらめなくてよかったです。早期発見に戻る
シェリー＆ラム・吉川
吉川さんへのメールはこちら
